haru1989のブログ

あなたの想いを詩にします。
タイトルと、どんな想いか、そしてざっくりしたジャンル教えてください。
あなたのために詩にします。
そんで歌にします。

マモリタイカラ


嫌なことばかり続いているのに

君が一生懸命な顔で笑うから

僕はまた強く拳を握りしめて

上を向いて進むことができるんだ


逃げたい気持ちを抑えて

強がってる君がまた笑うから

僕は助けなきゃって

守らなきゃって、ただ思うんだ


儚く消えそうなその灯り火は

綺麗なくらいに弱々しく立って

『大丈夫』って言うくせに

いつのまにか涙に変わっていたんだ


守りたい

その壊れそうな笑顔を

守りたい

その壊れそうな心臓を

おっせかいだとしても

嫌われたとしても

それでも、僕は君を守るから


大丈夫

君は一人じゃないから

大丈夫

ちゃんと僕が味方するから

苦しまなくていいから

この大丈夫をちゃんと大丈夫にして

君の幸せを祈ります


『だから、向いてないとか言わないで

まだ答えを出すのは早いだけだから

きっと答えなんざすぐ見つかるさ

見つからなきゃ探すの一緒に手伝うから』


それが僕にとっての

道しるべなんです

大事な思い出

僕の思い出の通学路には

2人いつも肩を並べた残像が残る

不思議な気持ちは

あの日のことを鮮明に思い出してく



いつもバカみたいな話に

花を咲かして笑いあったけど

伝えなきゃいけないことは

いつも伝えれないまま

『いつもありがとう』

と心の中にその言葉を残して

お互い別れるY字路にたどり着く


最近少し暗い君に

僕は『大丈夫』と声を掛けても

おせっかいだと笑い流されて

君は『大丈夫』と小声でつぶやく

『大丈夫』じゃないことなんて

分かってるのに

君のその無理矢理の笑顔を壊せなかった


どんな困難にも立ち向かう君に

少しの憧れと嫉妬を感じていた

でも、その感情は一瞬で失くなった

だって君が亡くなったから


自らの道を絶った君を

恨んで恨んで恨んで泣いた

そして、自分の愚かさを

恨んで恨んで恨んで殺した


僕が君を助けられなかったこと

それは僕の人生を大きく変えた

失って気付いた

あの毎日に伝えれなかったのは

『いつもありがとう』

じゃなかったんだって

君が『大好きだったんだ』って


あの毎日を生きていた

僕の日常は

今じゃ非日常になって

今の日常をつまらなくしている


だから、もう、

人を好きにならないと決めたんだ

こんなに苦しむくらいなら

いっそ感情を殺す方が楽だから


あの日の非日常は

僕を変えた大事な時で

だから、今後、出逢う

大切な人には

幸せな道を用意して

僕がその道を案内しよう


それが僕の償いで

それが僕の生き方だから




思い出から目を覚ますと

残像に残った君が僕に

『大丈夫?』と聞いてきた

そんな君に

『大丈夫じゃねーよ』

そう言って、今日も僕は笑ってく

ボクノキモチ

ずっと止まっていた時間が急に

流れだすから、僕は少し焦って、

でも、小走りになって多分笑ってる

冷たい心がゆっくりと温度を上げて

枯れていたその木に花が成れば

僕は、あの日のことを思い出して

きっと笑ってる


大事な物はあれだ、これだとか

遠く儚い存在ばかり見てて

でも、違ったと思った時もう遅かった

大事すぎた君を失って、

時計の針が先を刻まなくなった


そんな歩むことを諦めて立ち止まった

大人の僕に、あの日の君が背中を押すんだ


ずっと止まっていた時計の針が急に

動きだすから、僕は少し焦って

でも、息を切らして多分笑ってる

もう無くなったはずの優しい気持ちが

幻なんかじゃなくて確実に僕の中に・・・

だからこそ、今度は守りたい

大事な人を守りたい